KYOTO OPEN
ATELIER 2022とは
せっかくアートに関心を持っても、なかなか足を踏み入れることができないアーティストの「制作現場」アトリエ。
「ポートフォリオに記載されている素材や技法がいまいちピンとこない」「どのような空間で作品が生まれているのか見学してみたい」というアートファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回、京都の複数のシェアアトリエが共同で、アーティスト本人から直接作品の素材や技法、経緯等を解説頂ける交流型イベントを開催します。
また、アトリエ内での作品購入も可能。
「制作背景やプロセスをより理解した上で作品を購入したい」という方も是非お気軽にご来場ください。
「KYOTO OPEN ATELIER 2022」にてお会いできますことを楽しみにしております。
作田 優希 / YUKI SAKUTA
ステイトメント小説や音楽、ずっと昔に聞いた物語、其処に綴られる原風景を出発点に作品を構築する。タイトルには、小説の言葉や歌の歌詞、昔話や神話の登場人物の名前を付けているものもある。童話でお馴染みの森から始まり、意味の知らない言葉、何かの含みを持たせた文章、キャラクター、持ち物なども’きっかけ’として拾い集め、様々な色彩に乗せて絵画独自の時間・空間を持たせる。
2020年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 絵画専攻(油画) 修了
主な展覧会
- 2022年
- 個展(ギャラリー芽楽、名古屋)
- 個展(ギャラリー恵風、京都)
- グループ展(CONCEPT STORE SEE?、神戸)
- 2021年
- 六甲ミーツ・アート芸術散歩2021 (神戸)
工藤 玲 / クドウレイ
1992年高知県生まれ
2014年筑波大学生命環境学群卒業
2022年スタジオハイデンバン所属
藤原 聖樹
1993年生まれ
2018年に東北芸術工科大学大学院修了後、
同年からスタジオハイデンバンに所属、絵画制作をしながら現在も活動。
主な展示歴
- 2018年
- 渡辺光希 藤原聖樹 二人展 「夜明け前」(トキ・アートスペース)
「TOHOKU CALLING-small works-」展 (オリエ アート・ギャラリー)
- 2019年
- 「一の字」展 (オリエ アート・ギャラリー)
- 2021年
- 「東来展」(ギャラリー絵夢)
大澤 巴瑠
1997 東京都生まれ
2020 多摩美術大学美術学部油画科 卒業
2020 京都芸術大学大学院芸術研究科 修了
【主なグループ展】
- 2017
- 中央本線画廊 字と図展
- 2020
- Galerie Aube HOP 展 2020
- 2021
- SkiiMa Gallery In between
- 西武渋谷 SHIBUYA STYLE vol.15
- 2022
- ARTDYNE『はじまれり』
- 東京都美術館 KUA ANNUAL 2022『in Cm¦ ゴースト、迷宮、多元宇宙』
- 代官山ヒルサイドフォーラム 『二次元派展』
【主な個展】
- 2022
- MEDEL GALLERY SHU『ERROR』
- 2022
- MtK contemporary Art 『MtK+ vol.10 大澤巴瑠』
岡田 佑里奈 / Yurina Okada
1995年 兵庫県出身
2018年 京都造形芸術大学 卒業
2020年 京都造形芸術大学修士課程 修了
主な展示歴
【個展】
- 2022
- Art Fair Tokyo 2022 プロジェクツ部門 個展, 東京
- 2021
- 「Walk in a dream 」ARTDYNE Tokyo, 東京
【グループ展】
- 2022
- biscuit gallery first anniversary exhibition 「grid」biscuit gallery, 東京
- 「exhibition from shu」 biscuit gallery, 東京
- 2021
- Up_01 銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM, 東京
- TEZUKAYAMA GALLERY /VIEWING ROOM (展示)大阪
- y-Generation Ⅶ 西武渋谷店, 東京
- 「Opening exhibitionⅠ」biscuit gallery, Tokyo
- ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021 京都文化博物館別館 他京都
- 「It’s gonna be AWESOME!」 YOD Editions, 大阪
- 2022
- ホテルアンテルーム那覇(展示), 沖縄
- 「燦三と照りつける太陽で、あつさ加わり体調を崩しがちな季節ですが 規則正しく健やか奈日々をお過ごしください。展」(展示), 東京
- SHIBUYA STYLE vol.14 (展示), 東京
- MEDEL GALLERY SHU (展示), 東京
- 2019
- スターバックス京都BAL店(常設), 京都
- 2018
- ART AWARD MARUNOUCHI 2018 展示, 東京
【受賞歴】
- 2019
- The Art of Color DIOR 2019 (入選、展示), フランス
- 2018
- ART AWARD MARUNOUCHI 2018(後藤繁雄賞受賞), 東京
- 2017
- TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD#7(後藤繁雄賞受賞), 東京
Overviews
岡田佑里奈の作品は絵画、そして写真の領域を横断しながら次世代にあるべき平面作品の可能性について問いを投げかけます。
草花や同世代の女性を被写体にした写真を転写の技法によって平面化し、そこに現れたクラックに塗料を流し込むというプロセスを経過する彼女の作品は、写真と絵画の双方の工程を含みながらも、しかしそのどちらにも傾かず、それらはむしろ物体の強度と精緻さを手仕事によって丹念に突き詰めるという、どこか工芸的な性格を伴いながら新しい領域を示唆しています。
その固有のマチエールはロシア・アバンギャルドの作家らのような、表面効果への工夫を思い起こさせる一方、岡田が作品について「全ては朽ちていく、という考えがある」と話しているように、そこには岡倉天心が茶湯文化に指摘した「不完全性の美」のような茶湯的、日本的な美学にも通ずる精神があると言えるでしょう。
岡本 ビク
1999年兵庫県生まれ
2022年瓜生山学園京都芸術大学日本画専攻を卒業
新表現主義や抽象表現主義の作品に影響を受けながら、主に絵画を制作している
松岡 柚歩
[略歴]
1996年 兵庫県生まれ。
2021年 京都芸術大学修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻 修了。
主な展覧会歴として
- 2022年
- 個展「outline」(WATOWA GALLERY/elephant studio・東京)
- 個展「ピースとホール」(haku kyoto・京都)
- 「ARTISTS′ FAIR KYOTO 2022」(京都文化博物館 別館・京都)
- 2021年
- 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」(丸ビル1階マルキューブ・東京)
- 「DAWN-EXPOSITION 2021.04-」(銀座蔦屋書店・東京)
- 2020年
- 「シェル美術賞2020」(国立新美術館・東京)など。
主な受賞歴として
- 2021年
- 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」Proactive賞
- 2020年
- 「シェル美術賞2020」学生特別賞
- 2019年
- 「2018 年度京都造形芸術大学卒業作品展」優秀賞
2020年のコロナ禍から始まったshu(しゅう)は、2022年の秋に現在のアトリエから山科地区の大型アトリエへと移動します。
移動に伴ってメンバーの入れ替えもあり、秋からは絵画の制作を中心としたメンバーで活動していきます。
また、現在は壁面も設備もなく大きな空間のみという場所で、使用アーティストたちが一から新しいアトリエを作り上げていきます。
※施工スケジュールの関係で、今回はKIKUE STUDIOにて展示いたします。
金糸工場跡地の倉庫を改装したスタジオ。
工場が稼働していた頃の名残が床や壁面に残っている。スタジオの名称はオーナーのキクエさんにちなんだもの。
Map
マップ
【スタジオハイデンバン】
〒613-0905
京都府京都市伏見区淀下津町260-11【淀 studio】
〒612-8252
京都市伏見区横大路一本木24-6【KIKUE STUDIO】【shu】
610-0121
京都府城陽市寺田垣内後52shuは現在工事中のため、shuメンバーの展示はKIKUE STUDIOにて合同で開催します。会場はshuではなくKIKUE STUDIOとなりますので、お気をつけください。
Gallery